息子「蚊は採血と注射の両方をしている」

日記

先日、ちょっとした検査で息子が採血をされることがあった。息子は年中さんだけど、注射は平気なタイプ。本人も「注射だったら別にいいけど」と言っている。

終わって診察を待つ間、あれはなんの注射だったのかと聞かれた。以前インフルエンザのワクチンを接種した時には、インフルエンザという風邪に強くなる薬を注射するというような事をざっくりと説明したのだった。

そこで、今回は注射ではなく採血であるということを説明してみることにした。注射に使う刺すやつを注射器といい同じ道具を使うけど、注射は薬を身体に入れることで、採血は血を取り出すのだという感じだ。

すると、神妙な顔で聞いていた息子がひらめいたようにこう言った。

「つまり、蚊は両方ってことね」

……蚊は両方ってことね? ああ、確かに! 蚊は血を吸う時に唾液を入れてくるんだった。採血と注射を行っていると言えるか。蚊は病気を運ぶので、いいものではないけどね。

子どもと話していると、このようなアナロジー的な発想が多くて面白い。アナロジーというのは、別々に見えるものの中に似た構造や性質を見つけてくるような考え方だ。

別の時にはダムや浄水場の話をしていて、「浄水というのは水をきれいにするという意味の言葉」と教えたら、ブリタの浄水ポットを指さして「それってここにも入っているよね」と言っていた。

こうやって知っていることの中で似ているものや同じ役割のものを「こういうこと?」と提示してくれるのは、息子が私の話をどれぐらい理解しているか分かるので助かるなあと思う。

まあ、私がうまくアナロジーを使って説明できたら格好いいのだけれど、実際のところはだいたい息子に一本取られている。

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